悠久なる時の流れと、山寺の霊気がつむぐ但馬の古刹
1300年の歴史 を有する長楽寺は、奈良時代の和銅6年(713年)行基菩薩によって開創されました。御本尊の薬師如来は霊験あらたかで、病気平癒をはじめ多くのご利益がある事で知られています。平安時代、弘法大師のお弟子である真如親王が錫を留めて以来、真言護国の道場となりました。現在の本堂は江戸時代の寛政3年(1791年)に再建された建造物で、至る所に見事な彫刻が施され、訪れる人はその緻密さと迫力に圧倒される事でしょう。
山中に佇む 長楽寺の境内は、まさに隠れ家的環境で、眼下には円山川がひろがり、四季折々の景色と生命の息吹きを感じる事ができます。静謐かつ凛とした霊気に包まれた古刹に一歩足を踏み入れると、そこは五感を通してやすらぎを得る場所で、日々の喧騒にとらわれている自身の心も洗われ英気を養えます。
観光名所の城崎温泉や山陰海岸、出石城下町に神鍋高原への道すがら、のんびりと長楽寺にお参りをされてはいかがでしょうか。
観光名所の城崎温泉や山陰海岸、出石城下町に神鍋高原への道すがら、のんびりと長楽寺にお参りをされてはいかがでしょうか。
文化財 に出会える事も長楽寺の魅力の一つで、柏原の中井言次君音が彫った欄間や多くの仏教美術と工芸品を所蔵しています。
豊岡市指定文化財の茶湯釜は、天下人 豊臣秀吉から当代随一の釜師と称され、かの千利休好みの釜をつくったという辻与治郎の逸品です。
毎年、「ミニ寺宝展」を開催しておりますので興味のある方は、どうぞお訪ね下さい。日程や展示内容は、行事カレンダーにてお知らせ致します。
豊岡市指定文化財の茶湯釜は、天下人 豊臣秀吉から当代随一の釜師と称され、かの千利休好みの釜をつくったという辻与治郎の逸品です。
毎年、「ミニ寺宝展」を開催しておりますので興味のある方は、どうぞお訪ね下さい。日程や展示内容は、行事カレンダーにてお知らせ致します。